パニック障害の症状とその治療法

最近よく耳にする「パニック障害」という言葉。突然息が苦しくなったり、めまいがしたりなどの発作を繰り返す病気です。若い女性に増えているだけに、興味を持つ人も多いよう。ここでは、発作が出たときの治療法やパニック障害の症状についても詳しくご紹介します。

パニック発作では、突然の激しい動悸、胸苦しさ、息苦しさ、めまいなどを伴う強い不安と、死ぬかと思うほどの恐怖に襲われ、多くの患者さんは心臓発作などを疑って救急車で病院へかけつけます。しかし、病院に着いたころには症状はほとんどおさまってしまっていて、検査などでも特別な異常はみられず、多くの場合そのまま帰されます。

しかし数日を置かず、また発作を繰り返し、次第に予期不安や広場恐怖が発展してきます。発作を恐れて一人で外出できなくなったり、医師から何ともないといわれていても心臓を心配して運動をひかえたり、病院を転々として検査を繰り返したりするようになります。

症状が軽く、一過性でおさまってしまう場合もありますが、よくなったり悪くなったりしながら慢性に経過する場合が多くみられます。また、半数以上にうつ病を伴ってくることがあるので、注意が必要です。

ではパニック障害はどのように治療していくのでしょうか。パニック障害の治療は大きく分けると2つの方法があります。それは、

・薬物療法(お薬で治す)
・精神療法(考え方や行動で治す)

の2つです。薬物療法はお薬を飲むという治療法で、抗うつ剤や抗不安薬、漢方薬などが用いられます。精神療法というと、パニック発作を経験すると、不安感から、ちょっとした症状にも過剰に反応しがちです。軽い症状がみられたとき、冷静に対処する方法(呼吸法など)を知っておくと、発作を抑えることができます。パニック障害は治る病気ですが、治癒するまでに時間がかかることもあります。あせらず、発作を上手にコントロールしながら生活していくために、自分でも注意しましょう。